問314-315 58歳男性。
健康診断で血圧が高いことを指摘されて近医を受診し、下記の薬剤が処方された。
日常的に車を使用し、ほとんど運動の習慣はない。
また、長年の喫煙習慣があり、塩辛いものを好む。
服薬指導時に「特に気になる症状もないし、副作用が怖いので、薬は飲まないでおこうと思っている。」と薬剤師に話をしていた。
BMIは32、診察室血圧は156/101 mmHg、家庭血圧は152/96 mmHgであった。
(処方)
アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 14日分
この患者に対する服薬指導を行う際に、薬剤師が知っておくべきこととして正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4。
高血圧治療における降圧目標値は、年齢層(75歳未満/75歳以上等)や糖尿病・CKD・脳血管疾患など合併症の有無によって個別に設定される。
診察室血圧と家庭血圧に差がある場合は、白衣高血圧や仮面高血圧を鑑別するためむしろ家庭血圧を重視すべきであり、診察室血圧を優先するという考え方は誤りである。
禁煙指導は高血圧管理において重要な生活習慣改善項目であり、降圧薬でコントロールできても減塩・運動等の生活習慣改善は継続して必要である。
減塩目標は食塩摂取量6g/日未満とされる。