60歳男性。
脂質異常症及び高血圧症の診断により、現在、処方1による薬物治療を行っている。
本日、処方2が追加された。
(処方1)
ピタバスタチンCa錠2 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 夕食後 28日分
ロサルタンK錠50 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 朝食後 28日分
(処方2)
イコサペント酸エチル粒状カプセル900 mg 1回1包(1日2包)
1日2回 朝夕食直後 28日分
検査値
血圧126/76 mmHg、血清クレアチニン値0.9 mg/dL、HbA1c 5.9%(NGSP値)、
LDL-C 98 mg/dL、HDL-C 62 mg/dL、TG(トリグリセリド)220 mg/dL
イコサペント酸エチル粒状カプセルを食直後に服用する理由として、正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5。
イコサペント酸エチルは脂溶性の高いカプセル製剤であり、食後に分泌される胆汁酸によりミセルを形成し可溶化されることで消化管からの吸収が促進される。
空腹時に服用すると胆汁酸分泌が乏しく吸収が著しく低下するため、必ず食直後に服用する必要がある。
ピタバスタチンの肝取り込み阻害やロサルタンとの複合体形成、胃酸分泌亢進による溶解度上昇は本剤の吸収機序とは関係がない。