問224-225 7歳女児。
卵アレルギーがある。
小学校で給食を食べた直後、女児が異常を訴えた。
ゼーゼーとした呼吸音(喘鳴)、皮膚の赤み、唇とまぶたの赤みを担任教諭が確認し、アドレナリン注射液(エピペン®注射液)を投与して、その後の適切な対応により改善した。
この女児が引越しに伴い転校することになり、転校先の学校に母親より女児の受け入れ後の対応について相談があった。
問224(物理・化学・生物)
この女児の症状を引き起こした生体内反応として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3。
本症例はエピペン投与を要した即時型(I型)アレルギー反応であり、卵アレルゲンに感作された肥満細胞表面のIgE抗体にアレルゲンが結合・架橋することで肥満細胞が活性化され、ヒスタミンをはじめとするケミカルメディエーターが放出されて気道狭窄(喘鳴)や血管透過性亢進による粘膜浮腫・紅斑などのアナフィラキシー症状を引き起こす。
IgGを介した細胞傷害やII型・III型のような免疫複合体形成、T細胞性のIV型反応とは機序が異なる。