問222-223 78歳男性。
経営している会社の業務量が最近急増し、デスクワークが毎日続いたため、眼精疲労と肩こりを強く感じ、一般用医薬品を購入するため来局した。
男性が所持していたお薬手帳により、服用中の薬を確認した。
男性はパーキンソン病で以下の処方薬を服用していることが判明した。
(処方)
レボドパ錠200 mg 1回4錠(1日12錠)
1日3回 朝昼夕食後 30日分
問222(実務)
現在、薬局には以下の成分を含む一般用医薬品がある。
この男性に販売するのに適切なのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4。
この男性はレボドパ単剤(配合剤ではない)を服用しているパーキンソン病患者であり、ピリドキサールリン酸エステルやピリドキシン塩酸塩などビタミンB6を含む製剤は、末梢での芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素を活性化してレボドパのドパミンへの変換を促進し、治療効果を減弱させるおそれがある。
したがってビタミンB6を含まない、チアミンやコンドロイチンを中心とした滋養強壮剤(選択肢3、4)が安全に販売できる。
選択肢1・5はビタミンB6を含み、2は感冒薬でこの相談内容に適さない。