問306-307 69歳女性。
皮膚科を受診し、四肢の皮膚湿疹に対して以下の処方箋を持ち、初めてこの薬局を訪れた。
薬剤師が薬を取りそろえる前にお薬手帳で併用薬を確認したところ、女性はラタノプロスト点眼液を処方されていた。
なお、副作用歴やアレルギー歴は無いとのことであった。
女性は今回の処方薬を初めて使用する。
(処方1)
ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩配合錠
1回1錠(1日2錠)
1日2回 朝夕食後 5日分
(処方2)
エピナスチン塩酸塩錠20 mg 1回1錠(1日1錠)
1日1回 夕食後 14日分
(処方3)
ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏0.12% 5 g
1回適量 1日2回 朝夕 四肢の患部に塗布
処方監査に基づく疑義照会について正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5。
薬剤師法上、薬剤師には疑義照会義務が課されており、これを怠り患者に健康被害が生じた場合、薬剤師自身も損害賠償責任を負い得る(選択肢1誤り)。
疑義照会は原則として処方箋を発行した処方医本人(またはその代理として回答権限を持つ医師)に対して行うべきであり、単に「医師であれば誰でもよい」わけではない(選択肢2誤り)。
処方箋に法定記載事項の不備があれば疑義照会の対象となる。
お薬手帳不携帯だからといって併用薬なしと安易に判断してはならない(選択肢4誤り)。
疑義照会の結果得られた回答内容は処方箋に記載することが義務付けられている。