50歳男性。
薬局に処方箋とお薬手帳を持参した。
初回面談の際、屋外でのスポーツやレジャーに使用する日焼け止めの相談があった。
この男性は、今まで日焼け止めを使用したことがなく、海水浴の後は肌が赤くなり、ほてりや痛みを感じ、水疱ができるとのことであった。
紫外線が皮膚に及ぼす影響を考慮し、薬剤師がこの男性に説明する内容として、適切でないのはどれか。
1つ選べ。
なお、薬局では下記の商品①〜④を取りそろえている。
SPF(Sun Protection Factor)及びPA(Protection Grade of UVA)は紫外線防止の指標であり、その効果を数字及び記号(+)で表している。
①SPF10 PA+
②SPF30 PA++
③SPF40 PA+++
④SPF50 PA++++
正答1
解説
50歳男性、日焼け止め未使用で海水浴後に紅斑・水疱を生じた症例。
正解は1(適切でない説明)。
海水浴後の急性の肌の赤み・ほてり・水疱形成(サンバーン)は主に紫外線B波(UVB)によるものであり、UVAによるものとする記述は誤り。
PAはUVA防止効果、SPFはUVB防止効果の指標でSPF値が大きいほど防止効果が高く、日焼け止め成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があり、屋外での長時間スポーツにはSPF・PAの高い④を勧めるのは適切である。