外皮系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のタンパク質(フィブリン)でできた板状の角質細胞と、セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されている。
b メラニン色素は、表皮の最上層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。
c 皮下脂肪層は、外気の熱や寒さから体を守るとともに、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエネルギー源を蓄える機能がある。
d 汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺(体臭腺)と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。
正答2
解説
正解は2。
aは誤り(角質層を構成する板状の角質細胞の細胞膜は、丈夫な線維性のタンパク質であるケラチンでできており、「フィブリン」とする点が誤り。セラミド(リン脂質の一種)を主成分とする細胞間脂質で構成されている点は正しい)。
bは誤り(メラニン色素を産生するメラニン産生細胞(メラノサイト)は、表皮の最上層ではなく最下層(基底層)にある)。
cは正しい(皮下脂肪層は外気の熱や寒さから体を守り、衝撃から体を保護するほか、脂質としてエネルギー源を蓄える)。
dは正しい(汗腺には腋窩などの毛根部に分布するアポクリン腺と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある)。