駆虫薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 駆虫薬は、一度に多く服用すると駆虫効果が高まるが、副作用が現れやすくなる。
b サントニンは、服用後、一時的に物が黄色く見えたり、耳鳴り、口渇が現れることがある。
c カイニン酸は、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑え、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。
d 駆虫薬は、駆虫成分の排出を促すため瀉下薬が併用されることがあり、ヒマシ油が用いられる。
正答5
解説
正解は5。
aは誤り(一度に多く服用しても駆虫効果が高まることはなく、かえって副作用が現れやすくなる)。
bは正しい(サントニンは服用後、一時的に物が黄色く見えたり、耳鳴り、口渇が現れることがある)。
cは誤り(カイニン酸は回虫に痙攣を起こさせて排出させる成分であり、蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すのはパモ酸ピルビニウムである)。
dは誤り(ヒマシ油を併用すると腸管内の駆虫成分の吸収が高まり、全身性の副作用を生じる危険性が高まるため、駆虫薬とヒマシ油の併用は避ける必要がある)。