赤血球及び白血球に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 赤血球は、中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約60%を占め、赤い血色素(フィブリノゲン)を含む。
b 赤血球は骨髄で産生されるが、赤血球の数が少なすぎたり、赤血球中のヘモグロビン量が欠乏すると、血液は酸素を十分に供給できず、疲労や血色不良などの貧血症状が現れる。
c 好中球は、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
d リンパ球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。
正答5
解説
正解は5(a誤・b正・c正・d誤)。
a:赤血球は中央部がくぼんだ円盤状の細胞だが、血液全体の約40%を占め、赤い血色素はヘモグロビンであってフィブリノゲン(血液凝固に関わる血漿タンパク質)ではないため誤り。
b:赤血球は骨髄で産生され、その数が少なすぎたりヘモグロビン量が欠乏すると血液が酸素を十分に供給できず、疲労や血色不良などの貧血症状が現れるため正しい。
c:好中球は感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解するため正しい。
d:白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つのは単球(組織の中に入り込んだものがマクロファージと呼ばれる)であり、リンパ球は白血球の約1/3を占め免疫応答に関与するため誤り。