呼吸器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 鼻腔の入り口(鼻孔)にある鼻毛は、空気中の塵、埃等を吸い込まないようにするフィルターの役目を果たしている。
b 喉頭は、高濃度のリゾチームを含有する液を分泌することにより、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対して免疫反応を行っている。
c 吸い込まれた粉塵、細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、気道内部から咽頭へ向けて排出される。
d 肺には筋組織があり、自力で拡張・収縮して呼吸運動を行っている。
正答2
解説
正解は2。
aは正しい。
鼻腔の入り口(鼻孔)にある鼻毛は、空気中の塵、埃等を吸い込まないようにするフィルターの役目を果たしている。
cは正しい。
吸い込まれた粉塵や細菌等の異物は、気道粘膜から分泌される粘液にからめ取られ、線毛運動による粘液層の流れによって気道内部から咽頭へ向けて排出される。
bは誤り。
気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われるのは咽頭の後壁にある扁桃(リンパ組織の集まり)であり、喉頭は発声器官である。
なお、リゾチームは鼻汁等に含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。
dは誤り。
肺には肺自体を動かす筋組織がなく、横隔膜や肋間筋の働きによって拡張・収縮し呼吸運動が行われる。