皮膚に用いる薬に配合される抗菌成分及び抗真菌成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アバシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
イテルビナフィン塩酸塩は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。
ウフラジオマイシン硫酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。
エシクロピロクスオラミンは、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
正答2
解説
正解は2。
アのバシトラシンは細菌の細胞壁合成を阻害して抗菌作用を示すため正しい。
イのテルビナフィン塩酸塩は皮膚糸状菌の細胞膜成分(エルゴステロール)の生合成を阻害して増殖を抑えるものであり、患部を酸性にするのはウンデシレン酸等であるため誤り。
ウのフラジオマイシン硫酸塩はアミノグリコシド系抗菌成分であり皮膚糸状菌の成分産生阻害という記述は誤り。
エのシクロピロクスオラミンは抗真菌成分であり抗菌成分という記述は誤り。
誤りはイ・ウ・エで選択肢2(正誤誤誤)が正解。