皮膚及びきず口等に用いる薬並びにその配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア創傷部をより早く治癒させるには、人間の外皮表面に存在する皮膚常在菌を繰り返し殺菌消毒することが望ましい。
イサリチル酸は角質軟化作用を示すほか、抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待され、にきび用薬に配合されている場合がある。
ウイブプロフェンピコノールは、イブプロフェンの誘導体であり、主に鎮痛作用を期待され、外皮用薬に用いられる。
エ化膿性皮膚疾患用薬を漫然と使用すると、連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌が耐性を獲得するおそれがある。
正答4
解説
正解は4。
イは正しい:サリチル酸は角質軟化作用を示すほか、抗菌・抗真菌・抗炎症作用も期待され、にきび用薬に配合されている場合がある。
エも正しい:化膿性皮膚疾患用薬を漫然と使用すると、連鎖球菌や黄色ブドウ球菌などの化膿菌が耐性を獲得するおそれがある。
アは誤り:皮膚常在菌まで繰り返し殺菌消毒すると、かえって創傷部の治癒が遅れることがある。
ウも誤り:イブプロフェンピコノールはイブプロフェンの誘導体だが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されず、吹き出物(面皰)の拡張を抑えることを目的として、専らにきび治療薬に用いられる。
よって誤正誤正の4が正解。