皮膚に用いられる薬に配合される抗菌成分及び抗真菌成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アバシトラシンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
イスルファジアジンは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す。
ウウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで皮膚糸状菌の発育を抑える。
エピロールニトリンは、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げ、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。
正答3
解説
正解は3。
アは正しく、バシトラシンは細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
ウも正しく、ウンデシレン酸は患部を酸性にすることで皮膚糸状菌の発育を抑える。
イは誤りで、スルファジアジン等のサルファ剤は細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す(タンパク質合成阻害ではない)。
エも誤りで、設問の記述はオキシコナゾール硝酸塩等のイミダゾール系抗真菌成分の作用であり、ピロールニトリンは菌の呼吸や代謝を妨げることにより皮膚糸状菌の増殖を抑える。
よって「正誤正誤」の選択肢3が正解。