貧血及び貧血用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア貧血の症状がみられる以前から予防的に貧血用薬を服用することは、適当である。
イ鉄分の摂取不足が生じると、初期に血清鉄やヘモグロビン量が減少し、ただちに貧血の症状が現れる。
ウマンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分であり、骨髄での造血機能を高める目的で、硫酸マンガンが配合されている。
エ貧血用薬を服用する前後30分にタンニン酸を含む飲食物を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が促進される。
正答5
解説
正解は5。
選択肢5は「誤誤誤誤」。
アは誤り:貧血の症状がなくても医療機関での診断を受けて原因を特定することが重要であり、予防的な服用は適当ではない。
イは誤り:鉄欠乏性貧血の初期には貯蔵鉄が減少するが、ヘモグロビン量が減少してはじめて貧血症状が現れる。
ウは誤り:ビタミンB12の構成成分はコバルト(コバルトを含むコリン化合物)であり、マンガンではない。
エは誤り:タンニン酸(お茶・コーヒー等に含まれる)は鉄と結合して吸収を阻害するため、鉄剤はお茶で服用しないよう注意が必要である。