胃腸薬の配合成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
ア炭酸水素ナトリウムなど制酸成分を主体とする胃腸薬は、胃酸に対する中和作用が低下するため、炭酸飲料での服用は避けるべきである。
イスクラルファートは、透析を受けている人は使用を避ける必要がある。
ウアズレンスルホン酸ナトリウムは、消化管内容物中に発生した気泡の分離を促すことを目的として配合されていることがある。
エピレンゼピン塩酸塩は、消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。
正答2
解説
正解は2(ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正)。
アは正しい。
炭酸水素ナトリウム等の制酸成分を主体とする胃腸薬は、炭酸飲料等の酸度の高い食品で服用すると胃酸に対する中和作用が低下すると考えられるため、炭酸飲料での服用は避けるべきである。
イは正しい。
スクラルファートはアルミニウムを含む成分であり、透析を受けている人ではアルミニウムが蓄積するおそれがあるため使用を避ける必要がある。
ウは誤り。
消化管内容物中に発生した気泡の分離を促す消泡成分はジメチルポリシロキサン(ジメチコン)であり、アズレンスルホン酸ナトリウムは胃粘膜の炎症を和らげる抗炎症成分である。
エは正しい。
ピレンゼピン塩酸塩は消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える作用を示すとされる。