かぜ薬に含まれる炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。
アセミアルカリプロティナーゼはタンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する作用がある。
イブロメラインは、炎症を生じた組織において、毛細血管やリンパ管に沈着したフィブリン類似の物質を分解して浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげる。
ウセミアルカリプロティナーゼは、痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きがある。
エトラネキサム酸は、凝固した血液を溶解しやすくする働きがあるため、血栓のある人にも使用できる。
正答1
解説
正解は1。
ア:正 イ:正 ウ:正 エ:誤。
アは正しい:セミアルカリプロティナーゼはタンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する。
イは正しい:ブロメラインは、炎症を生じた組織のフィブリン類似の物質を分解して浸出物の排出を促す。
ウは正しい:セミアルカリプロティナーゼには痰の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きもある。
エは誤り:トラネキサム酸は凝固した血液を溶解されにくくする働きがあるため、血栓のある人や血栓を起こすおそれのある人は使用前に医師等に相談することとされており、「溶解しやすくする」「血栓のある人にも使用できる」はいずれも誤り。