眼科用薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 人工涙液は、涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる。
b 一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。
c 点眼薬は、結膜嚢(結膜で覆われた眼瞼(まぶた)の内側と眼球の間の空間)に適用するものであり、1滴の薬液量は結膜嚢の容積の50%程度に設定されている。
d 点眼後は、しばらくまばたきを繰り返して、薬液を結膜嚢内に行き渡らせるとよい。
正答1
解説
正解は1。
aは正しい(人工涙液は涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いられる)。
bは正しい(緑内障の症状を改善できる一般用医薬品の点眼薬はない)。
cは誤り(点眼薬1滴の薬液量は約50μLであるのに対し、結膜嚢の容積は30μL程度であり、1滴は結膜嚢の容積を上回る。したがって一度に何滴も点眼しても効果が増すことはなく、むしろ鼻腔内へ流れ込んで全身性の副作用の原因となる)。
dは誤り(点眼後にまばたきを繰り返すと薬液が鼻腔内へ流れ込みやすくなるため、しばらく眼瞼(まぶた)を閉じて目頭を押さえるとよい)。
よってa、b=選択肢1。