循環器用薬及びその配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a ヘプロニカートは、肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分で、摂取された栄養素からエネルギーが産生される際にビタミンB群とともに働く。
b 三黄瀉心湯を使用している間は、瀉下薬の使用を避ける必要がある。
c 生薬成分であるコウカには、末梢の血行を促してうっ血を除く作用があるとされる。
d ユビデカレノンは、ビタミン様物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待して用いられる。
正答2
解説
正解は2。
bは正しい(三黄瀉心湯はダイオウを含むため、瀉下薬との併用で腹痛、激しい腹痛を伴う下痢等が現れやすくなり、使用している間は瀉下薬の使用を避ける必要がある)。
cは正しい(コウカは末梢の血行を促してうっ血を除く作用があるとされる生薬である)。
aは誤り(ヘプロニカートはニコチン酸を遊離し、そのニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する成分であり、設問の記述はユビデカレノンの説明である)。
dは誤り(ユビデカレノンは肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分であり、毛細血管の補強・強化の効果を期待して用いられるのはルチンである)。
よってb、c=選択肢2。