胃の薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 酸化マグネシウムは、中和反応によって胃酸の働きを弱めること(制酸)を目的として配合されている場合がある。
b テプレノンは、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されている場合があるが、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
c アカメガシワは、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的として配合されている場合がある。
d ウルソデオキシコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる。
正答4
解説
正解は4。
正しいのはaとdの組み合わせ。
aは正しい(酸化マグネシウムは中和反応によって胃酸の働きを弱めること(制酸)を目的として配合される)。
dは正しい(ウルソデオキシコール酸は胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を助ける効果を期待して用いられる)。
bは誤り(テプレノンは胃粘液の分泌を促し、胃粘膜を覆って保護し、荒れた胃粘膜の修復を促す胃粘膜保護・修復成分であり、「胃粘膜の炎症を和らげること」を目的とする成分ではない。なお、まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある点は正しい)。
cは誤り(アカメガシワは胃粘膜保護作用を期待して配合される生薬であり、「味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促す」のはオウバク、オウレン、センブリ等の苦味健胃生薬の説明である)。
よってa、d=選択肢4。