毛髪用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合せはどれか。
a ヒノキチオールは、ヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
b カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。
c 女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、女性ホルモン成分の一種であるエストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。
d カシュウは、ウコギ科の植物を基原とした生薬で、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
正答2
解説
正解は2(a、c)。
aは正しい。
ヒノキチオールはヒノキ科のタイワンヒノキ、ヒバ等から得られた精油成分で、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
bは誤り。
カルプロニウム塩化物は末梢組織でアセチルコリンに類似したコリン作用を示して頭皮の血管を拡張し、毛根への血行を促す成分であり、「抗コリン作用」は誤り。
cは正しい。
女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して、エストラジオール安息香酸エステルが配合されている場合がある。
dは誤り。
カシュウはタデ科のツルドクダミの塊根を基原とする生薬で、頭皮における脂質代謝を高めて余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。
ウコギ科(トチバニンジンの根茎)を基原とし血行促進・抗炎症作用を示すのはチクセツニンジンである。