心臓などの器官や血液に作用する薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a センソは、微量で強い強心作用(心筋に直接刺激を与え、その収縮力を高める作用)を示す生薬であり、通常用量において悪心(吐きけ)、嘔吐の副作用が現れることがある。
b 苓桂朮甘湯には、強心作用の期待されるカンゾウが含まれており、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人でも安全に使用することができる。
c ゴオウは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるとされる。
d リュウノウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して、強心薬に配合されることがある。
正答1
解説
正解は1。
aは正しい(センソは微量で強い強心作用(心筋に直接刺激を与え収縮力を高める作用)を示す生薬であり、通常用量においても悪心・嘔吐の副作用が現れることがある)。
bは誤り(苓桂朮甘湯はカンゾウを含むため、高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人では偽アルドステロン症等のおそれがあり、「安全に使用することができる」とはいえない。なお苓桂朮甘湯には強心作用を期待する生薬は含まれない)。
cは誤り(呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用があるのはジャコウ。ゴオウは強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、緊張や興奮を鎮める作用がある)。
dは正しい(リュウノウは中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して強心薬に配合される)。
よってa正・b誤・c誤・d正=選択肢1。