次のa〜cの文は,地上レーザスキャナを用いた地形測量及び地上レーザスキャナを用いた三次元点群データ作成について述べたものである。
[ア]〜[エ]に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。
次の中から選べ。
a.地形測量では,地上レーザスキャナで取得された高密度の標高値群とその[ア]を基に地物などを描画していく。
b.三次元点群データ作成とは,[イ]から地形を捉えられなかった点を除去していき,地形を表現する標高値の集合を作成することである。
c.航空レーザ測量では,上空から地上に向けて[ウ]を照射するため,[エ]によって地表面を識別できる。
そのため,電線や樹木といった数値地形図データ作成に不必要な情報を自動的に除去しやすい。
一方で,地上レーザ測量では,不必要な情報は[エ]のみによっては自動的に除去することが比較的難しいため,地上レーザ測量の対象地域は[ウ]を遮るものが少ない地域に限定することが望ましいと考えられる。
正答3
解説
正解は3です。
ア:地上レーザスキャナでは,標高値群とともに各計測点のレーザの「反射強度」が取得され,これを基に地物などを描画します。
イ:三次元点群データ作成は,「三次元観測データ」から地形を捉えられなかった点(樹木等に当たった点など)を除去して,地形を表現する標高値の集合を作成する作業です。
ウ・エ:航空レーザ測量では上空から地上に向けて「レーザ光」を照射するため,最後に返ってきた反射である「ラストリターンパルス」によって地表面を識別できます。
地上レーザ測量では横方向からの照射となるためラストリターンパルスのみでの自動除去が難しく,対象地域はレーザ光を遮るものが少ない地域が望ましいことになります。
したがって(反射強度,三次元観測データ,レーザ光,ラストリターンパルス)の組合せとなります。