基準点A,B間の距離を測定しようとしたところ,障害物があったため,図8に示すように,それぞれ偏心点A2,B2に偏心して観測を行った。
観測により得られた値は,表8のとおりである。
基準点A,B間の基準面上の距離Sは幾らか。
最も近いものを次の中から選べ。
ただし,α1,α2は偏心角,e1,e2は偏心距離,S1は偏心点A2,B2間の距離である。
また,距離はすべて基準面上の距離に補正されているものとする。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。
表8
S1 2,000.000m
e1 50.000m
α1 330°00'00"
e2 40.000m
α2 300°00'00"
正答2
解説
正解は2(1,937.617m)です。
偏心点A2を原点とし,A2から偏心点B2に向かう方向を基準方向(方位0°)にとると,B2=(0,2,000.000)です。
基準点AはA2から偏心角α1=330°の方向へe1=50.000だけ離れているので,A=(50.000×sin330°,50.000×cos330°)=(-25.000,43.301)。
基準点BはB2から,B2→A2の方向(方位180°)を基準に偏心角α2=300°を加えた方向(方位120°)へe2=40.000だけ離れているので,B=(40.000×sin120°,2,000.000+40.000×cos120°)=(34.641,1,980.000)。
したがって基準面上の距離S=√((34.641-(-25.000))²+(1,980.000-43.301)²)=√(59.641²+1,936.699²)≒1,937.617mとなります。