正答4
解説
正解は4です。
奇経八脈の一般的な性質を問う問題です。
奇経八脈は督脈・任脈・衝脈・帯脈・陽蹻脈・陰蹻脈・陽維脈・陰維脈の8本です。
正経十二経脈と違って、臓腑への属絡や表裏関係をもちません。
正経の間を縫うように走り、正経と交会して気血の過不足を調節します。
【選択肢別解説】
1:× 正経十二経脈は、手の三陰経が胸から手へ流れるなど、流注に規則性があります。
奇経は各脈が独自の経路をとり、共通する規則性はありません。
2:× 属絡関係とは、経脈が自らの臓腑に属し、表裏の臓腑を絡うことです。
奇経は臓腑に属絡しないので、督脈と任脈も属絡関係にはありません。
3:× 表裏関係は、肺経と大腸経のような正経の陰経と陽経の組合せです。
陽維脈と陰維脈は陽経と陰経をそれぞれつなぎとめる対の脈ですが、表裏関係ではありません。
4:○ 奇経は走行の途中で正経の経穴と交会します。
例えば陽蹻脈は膀胱経の申脈、陰蹻脈は腎経の照海から起こり、正経と結びついて気血を調節します。
【ポイント】
奇経は「属絡なし・表裏なし・流注の規則なし・正経と交会する」と覚えます。
独自の経穴をもつのは督脈と任脈だけです。