正答1
解説
正解は1です。
経穴の深部にある筋が、腋窩の壁を構成する筋かどうかを問う問題です。
腋窩の前壁は大胸筋・小胸筋、後壁は広背筋・大円筋・肩甲下筋、内側壁は前鋸筋で構成されます。
【選択肢別解説】
1:○ 魂門は足の太陽膀胱経の経穴で、第9胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸にあります。
この部位は広背筋上にあたり、広背筋は腋窩後壁を構成する筋です。
2:× 風門は第2胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1寸5分にあります。
深部は僧帽筋や菱形筋、脊柱起立筋で、腋窩壁を構成する筋ではありません。
3:× 幽門は足の少陰腎経の経穴で、臍中央の上方6寸、前正中線の外方5分にあります。
腹直筋上にあり、腋窩壁とは関係しません。
4:× 雲門は前胸部、鎖骨下窩の陥凹部、烏口突起の内方、前正中線の外方6寸にあります。
三角筋と大胸筋の間のくぼみにあたり、腋窩壁の筋の筋腹上にある経穴とはされません。
【ポイント】
腋窩の壁は、前壁が大胸筋・小胸筋、後壁が広背筋・大円筋・肩甲下筋、内側壁が前鋸筋と覚えます。
背部の膀胱経第2行の下部は、広背筋の上に位置します。