正答1
解説
正解は1です。
反射は、受容器から中枢を経て効果器に至る反射弓によって起こります。
それぞれの反射の中枢が脊髄・延髄・中脳のどこにあるかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 屈曲反射は、皮膚への痛み刺激で手足を引っ込める反射で、脊髄に中枢があります。
多くのシナプスを介する多シナプス反射で、逃避反射とも呼ばれます。
2:× 嚥下反射の中枢は、脊髄ではなく延髄にあります。
食塊が咽頭に触れると、延髄の嚥下中枢を介して一連の嚥下運動が起こります。
3:× 立ち直り反射の主な中枢は、脊髄ではなく中脳にあります。
頭部や体幹を正しい位置に保とうとする姿勢反射です。
4:× 緊張性頸反射の中枢は、脊髄ではなく延髄(脳幹)にあります。
頸部の回旋や屈伸によって四肢の筋緊張が変わる姿勢反射です。
【ポイント】
脊髄に中枢がある反射には、伸張反射(膝蓋腱反射など)、屈曲反射、交叉性伸展反射、排尿・排便反射があります。
延髄は嚥下・嘔吐・咳・くしゃみ反射、中脳は立ち直り反射と対光反射の中枢です。