正答3
解説
正解は3です。
体温は、熱を産生する産熱と、熱を外に逃がす放熱のバランスで保たれています。
選択肢がどちらの反応にあたるかを判断する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 立毛筋の収縮は、寒いときに起こる「鳥肌」の反応です。
毛を立てて体表の空気の層を保つ反応で、放熱を抑える方向に働きます。
2:× 甲状腺ホルモンは、全身の細胞の代謝を高めて産熱を増やします。
放熱ではなく、体温を上げる方向に働くホルモンです。
3:○ 皮膚血管が拡張すると、皮膚へ流れる血液量が増えます。
体の深部の熱が皮膚に運ばれ、放射や伝導・対流によって外へ逃げやすくなります。
4:× 骨格筋の収縮は、熱を産生する反応です。
寒いときの「ふるえ」は、骨格筋の収縮で産熱を増やす反応です。
【ポイント】
暑いときは「皮膚血管の拡張」と「発汗」で放熱を増やします。
寒いときは「皮膚血管の収縮・立毛・ふるえ・代謝の亢進」で放熱を抑え、産熱を増やします。