正答3
解説
正解は3です。
赤血球の産生部位・構造・寿命と、浸透圧に対する性質を問う問題です。
赤血球は細胞内外の浸透圧の差によって、膨らんだり縮んだりします。
【選択肢別解説】
1:× 赤血球は、腎臓ではなく骨髄で産生されます。
腎臓は赤血球の産生を促すホルモンであるエリスロポエチンを分泌します。
2:× 成熟した赤血球は、多核ではなく核をもたない無核の細胞です。
核を失うことで中央がくぼんだ円板状になり、ヘモグロビンを多く含めます。
3:○ 蒸留水は赤血球の内部より浸透圧が低い低張液です。
水が赤血球の中に流れ込んで膨張し、細胞膜が破れてヘモグロビンが流れ出る溶血が起こります。
4:× 赤血球の寿命は約7日ではなく、約120日です。
古くなった赤血球は主に脾臓で破壊されます。
【ポイント】
赤血球は低張液では溶血し、高張液では縮んで金平糖状になります。
生理食塩水(0.9%食塩水)は血漿とほぼ等張なので、赤血球の形は変わりません。