正答4
解説
正解は4です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疫学、病態、症状、管理を問う問題です。
COPDは主に長年の喫煙によって起こる、気流が閉塞する肺の病気です。
【選択肢別解説】
1:× COPDは、女性ではなく男性に多い病気です。
最大の原因が喫煙であり、日本では喫煙歴の長い高齢男性に多くみられます。
2:× COPDは、拘束性ではなく閉塞性換気障害を呈します。
息を吐き出しにくくなり、1秒率(1秒量÷努力肺活量)が70%未満になります。
3:× COPDの呼吸困難は、安静時ではなく労作時に起こるのが特徴です。
階段や坂道で息切れを感じることから始まり、進行すると安静時にも起こります。
4:○ インフルエンザワクチンの接種は、COPDの増悪予防に有効です。
COPDの急性増悪は、インフルエンザなどの呼吸器感染症をきっかけに起こりやすいためです。
肺炎球菌ワクチンの接種も勧められます。
【ポイント】
COPDの治療と管理の基本は、禁煙、ワクチン接種、気管支拡張薬、呼吸リハビリテーションです。