正答4
解説
正解は4です。
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の項目と、アルツハイマー病の初期症状を結びつける問題です。
アルツハイマー病では、新しいことを覚えておく近時記憶が初期から障害されます。
【選択肢別解説】
1:× 年齢を答える項目は、昔から知っている情報を問うものです。
病初期には比較的保たれ、病気が進むと答えられなくなります。
2:× 100から7を順に引く項目は、計算と注意力を調べます。
病初期から必ず答えられなくなる項目ではありません。
3:× 3つの言葉をその場で復唱する項目は、即時記憶(記銘)を調べます。
聞いた直後に繰り返すことは、病初期には比較的保たれます。
4:○ 先ほど覚えた3つの言葉を、時間をおいて思い出す項目です。
これは遅延再生と呼ばれ、近時記憶の障害を反映するため、アルツハイマー病では病初期から答えられなくなります。
【ポイント】
HDS-Rは30点満点で、20点以下で認知症が疑われます。
アルツハイマー病では遅延再生と、日時の見当識が早期から低下しやすい項目です。