正答1
解説
正解は1です。
臓器感覚(空腹・渇き・尿意・便意など)が、どの受容器の情報で生じるかを問う問題です。
心肺部圧受容器は、心房・大静脈・肺静脈の壁にある低圧系の伸展受容器です。
【選択肢別解説】
1:○ 心肺部圧受容器は、静脈系に戻る血液量を感知します。
出血などで循環血液量が減ると受容器の興奮が減り、視床下部を介して渇きが生じます。
同時に抗利尿ホルモンの分泌も促されます。
2:× 空腹は、血糖値の低下や胃の空虚などの情報をもとに、視床下部の摂食中枢を介して生じます。
心肺部圧受容器は関わりません。
3:× 尿意は、膀胱に尿がたまって膀胱壁の伸展受容器が刺激されて生じます。
心肺部圧受容器は関わりません。
4:× 便意は、直腸に便が送られて直腸壁の伸展受容器が刺激されて生じます。
心肺部圧受容器は関わりません。
【ポイント】
渇きは、体液の浸透圧上昇(浸透圧受容器)と、循環血液量の減少(心肺部圧受容器など)の2つで起こります。
どちらも視床下部が中枢です。