正答3
解説
正解は3です。
前問と同じ肺癌の症例で、遠隔転移を調べるための検査を問う問題です。
肺癌が転移しやすい臓器は、脳、骨、肝臓、副腎です。
【選択肢別解説】
1:× 呼吸機能検査は肺の換気能力を評価する検査です。
手術に耐えられるかを判断するのに使いますが、遠隔転移は調べられません。
2:× 冠動脈造影は心臓の冠動脈の狭窄を調べる検査です。
狭心症や心筋梗塞の評価に用いるもので、遠隔転移は調べられません。
3:○ 脳は肺癌の遠隔転移が起こりやすい臓器です。
造影MRIは小さな脳転移も見つけやすいため、病期の判定に必要な検査です。
4:× 心エコー(心臓超音波検査)は心臓の動きや弁の状態を調べる検査です。
遠隔転移を調べる検査ではありません。
【ポイント】
肺癌の病期診断には、頭部造影MRI、胸腹部CT、骨シンチグラフィやPET-CTが用いられます。
脳転移の検索ではCTより造影MRIの方が感度が高い点を覚えておきましょう。