正答2
解説
正解は2です。
前立腺肥大症の症状と、前立腺癌との違いを問う問題です。
前立腺肥大症は、尿道を取り囲む内腺が肥大して尿道を圧迫する良性の病気です。
【選択肢別解説】
1:× 前立腺肥大症は尿路の通過障害で、腎臓の糸球体の病気ではありません。
蛋白尿は本症に特徴的な所見ではありません。
2:○ 肥大した前立腺が尿道を圧迫し、膀胱も刺激されるため、夜間頻尿が起こります。
尿の勢いの低下や残尿感とともに代表的な症状です。
3:× 前立腺肥大症では、直腸指診で前立腺は弾性があり表面が平滑な硬さに触れます。
石のように硬い結節を触れるのは前立腺癌の所見です。
4:× 前立腺肥大症は良性の病気なので、骨転移は起こりません。
骨転移は前立腺癌でしばしばみられます。
【ポイント】
前立腺肥大症は内腺(移行領域)、前立腺癌は外腺(辺縁領域)に多く発生します。
前立腺癌の腫瘍マーカーはPSA(前立腺特異抗原)で、骨転移が多いことも頻出です。