正答4
解説
正解は4です。
骨格筋・心筋・平滑筋の構造と性質の違いを問う問題です。
横紋の有無、強縮の起こりやすさ、細胞どうしのつながりを比べて整理します。
【選択肢別解説】
1:× 平滑筋には横紋構造がありません。
横紋を持つのは骨格筋と心筋で、アクチンとミオシンが規則正しく並んでいるためです。
2:× 心筋は常に強縮するのではなく、強縮を起こしません。
心筋は不応期が長いため、収縮が終わる前に次の収縮が重ならず、拍動が保たれます。
3:× 心筋細胞の興奮は絶縁性に伝わるのではなく、ギャップ結合を通して隣の細胞へ次々に伝わります。
絶縁性伝導は、隣の神経線維に興奮が移らないという神経線維の性質です。
4:○ 胃などの内臓の平滑筋(単ユニット平滑筋)にはギャップ結合があります。
細胞どうしが電気的につながり、一つのまとまりとして収縮するため、蠕動運動が起こります。
【ポイント】
心筋と内臓平滑筋は、ギャップ結合で多数の細胞が一体として働く点が共通です。
骨格筋は細胞ごとに運動神経の支配を受け、刺激が重なると強縮を起こします。