正答4
解説
正解は4です。
眼球の構造と、瞳孔・水晶体・網膜の働きを問う問題です。
筋の収縮で何が起こるか、どの構造がどこに付くかを確認します。
【選択肢別解説】
1:× 瞳孔括約筋が収縮すると、散瞳ではなく縮瞳します。
散瞳は瞳孔散大筋の収縮で起こります。
括約筋は副交感神経(動眼神経)、散大筋は交感神経の支配です。
2:× 毛様体小体(チン小帯)は硝子体ではなく、水晶体に付着します。
毛様体筋の収縮・弛緩に応じて水晶体の厚みを変え、ピントを調節します。
3:× 杆体細胞は黄斑ではなく、網膜の周辺部に多く分布します。
黄斑の中心窩に集中するのは、色と細かい形を見分ける錐体細胞です。
4:○ 眼房水は水晶体を栄養します。
水晶体と角膜には血管がないため、毛様体でつくられる眼房水が栄養の補給と老廃物の除去を担います。
【ポイント】
眼房水は毛様体でつくられ、後眼房から瞳孔を通って前眼房へ流れ、強膜静脈洞(シュレム管)から排出されます。
排出が妨げられて眼圧が上がる病気が緑内障です。