正答3
解説
正解は3です。
受精から胎盤形成までの人体の発生の基本を問う問題です。
受精の場所、透明帯の役割、胎膜の由来、胎盤での物質交換を確認します。
【選択肢別解説】
1:× 受精は子宮内ではなく、卵管膨大部で起こります。
受精卵は分裂しながら卵管を移動し、約1週間後に子宮内膜に着床します。
2:× 透明帯は受精直後には消失しません。
受精直後は他の精子の侵入を防ぐ役割を果たし、胚盤胞が着床する直前に透明帯から抜け出します。
3:○ 羊膜は胚盤の外胚葉(胚盤葉上層)の縁から続いて広がる膜です。
羊膜は羊膜腔を包み、内部の羊水で胎児を保護します。
4:× 母体と胎児の血液は胎盤で混ざり合いません。
胎盤の絨毛の膜を隔てて、酸素・栄養・老廃物の交換だけが行われます。
【ポイント】
受精の場所は「卵管膨大部」、着床は受精後約1週間で「子宮体部の内膜」です。
母体と胎児の血液が混ざらないことは、血液型が違っても妊娠が成立する理由でもあります。