正答2
解説
正解は2です。
徒手検査が示す疾患と罹患部位を知り、その部位にある治療穴を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× チェアテストは、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)を調べる検査です。
罹患部は肘の外側上顆付近で、近くの経穴は曲池や手三里です。
支正は前腕後内側、手関節背側横紋の上方5寸にあり、罹患部から外れています。
2:○ グラスピングテストは、腸脛靱帯炎(ランナー膝)を調べる検査です。
大腿骨外側上顆の近くで腸脛靱帯を圧迫したまま膝を屈伸させ、痛みが出れば陽性です。
膝陽関は大腿骨外側上顆の後上縁、大腿二頭筋腱と腸脛靱帯の間にあり、罹患部に一致します。
3:× K・ボンネットテストは、梨状筋症候群を調べる検査です。
股関節の屈曲・内転・内旋で梨状筋を伸張し、殿部から下肢の痛みが出れば陽性です。
罹患部は殿部の梨状筋で、第5腰椎の高さにある関元兪ではなく、秩辺や環跳付近が適切です。
4:× インピンジメントテストは、肩峰下での腱板や滑液包の衝突を調べる検査です。
罹患部は肩峰の直下で、近くの経穴は肩髃や肩髎です。
臑会は上腕後面の三角筋後下縁にあり、罹患部から外れています。
【ポイント】
グラスピングテストは腸脛靱帯炎、チェアテストとトムゼンテストは外側上顆炎です。
K・ボンネットテストは梨状筋症候群、ニアーやホーキンスのテストは肩のインピンジメントと覚えましょう。