正答1
解説
正解は1です。
五兪穴(五行穴)の主治を述べた『難経』六十八難の知識を問う問題です。
六十八難では、井穴は心下満、滎穴は身熱、兪穴は体重節痛、経穴は喘咳寒熱、合穴は逆気して泄すを主るとされます。
したがって体重節痛には兪穴を用い、兪穴の部位を選びます。
【選択肢別解説】
1:○ この部位は足臨泣で、足の少陽胆経の兪木穴です。
兪穴は体重節痛(体が重く関節が痛む状態)を主るため適切です。
2:× この部位は大鍾で、足の少陰腎経の絡穴です。
腎経の兪穴は太渓であり、大鍾は兪穴ではありません。
3:× この部位は京骨で、足の太陽膀胱経の原穴です。
膀胱経の兪穴は第5中足指節関節の近位にある束骨であり、京骨ではありません。
4:× この部位は中封で、足の厥陰肝経の経金穴です。
経穴は喘咳寒熱を主り、体重節痛には兪穴の太衝を用います。
【ポイント】
六十八難は「井は心下満、滎は身熱、兪は体重節痛、経は喘咳寒熱、合は逆気而泄」と一続きで覚えます。
陰経では兪穴と原穴が同じ経穴ですが、陽経では兪穴と原穴が別である点に注意しましょう。