正答2
解説
正解は2です。
症例文の「頭痛」「めまい」「目赤」「胸脇苦満」「仕事上のストレス」が判断の根拠です。
ストレスで肝の疏泄が失調し、肝気が鬱して熱を生じ上にのぼった肝の病証(肝火上炎・肝陽上亢)と考えられます。
目の充血は熱の存在を示すので、熱証を反映する舌の色を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 紫舌は舌が紫色を帯びたもので、瘀血(血の滞り)を示します。
本症例には月経異常や刺痛など瘀血を示す所見がありません。
2:○ 紅舌は正常より赤みの強い舌で、熱証を示します。
肝火が上炎して目赤や頭痛を起こす本症例では、紅舌がみられます。
3:× 青舌は舌が青みを帯びたもので、強い寒邪や瘀血を示します。
熱による目赤がある本症例とは合いません。
4:× 淡白舌は正常より色の淡い舌で、気血両虚や陽虚を示します。
熱証である本症例とは合いません。
【ポイント】
舌の色は、淡紅が正常、淡白が虚証・寒証、紅・絳が熱証、紫・青が瘀血や寒と覚えましょう。
肝の病証では胸脇苦満、イライラ、目の症状、頭痛がよくみられます。