事例を読んで、ひきこもり地域支援センターのA相談員(社会福祉士)の支援の内容に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Bさん(30歳、男性)は、2年前に人間関係に悩み仕事を辞めて以来、ひきこもるようになった。
現在は、深夜にコンビニや散歩に外出する程度である。
半年前からAが支援するようになり、月2回の訪問と月1回のケース会議を実施している。
支援開始から3か月間は、Bさんの表情や会話量は増えていたが、最近は訪問日延期の申し出が多くなっている。
先日、Bさんの母親から「部屋にこもる時間が多くなり心配です」と電話相談があったため、母親と個別面談を行った。
正答4
解説
正解は肢4。
表情や会話量の改善がみられた後に訪問延期が増えているという変化と、母親からの新たな情報を踏まえ、それらを整理した上でケース会議にかけて支援方針の見直しを提案することは、多職種・関係者で状況を共有し適切に対応を検討する手続きとして最も適切である。
母親を通じてAが訪問できるよう働きかけを依頼することは母親に負担を強いる対応(肢1)。
セルフモニタリングの助言は母親への間接的な指示にとどまる(肢2)。
訪問の一方的中止は支援の中断につながりかねない(肢3)。
行動記録の依頼のみで計画見直しを進めるのは会議体を通じた検討を経ない対応である(肢5)。