事例を読んで、A医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のBさんへのアドボカシーを意図した最初の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
脳卒中で4か月入院しているBさん(83歳)は、現在は本人の意思を確認することが困難である。
看取りの場を検討するにあたり、妻は可能な限り一緒に過ごしたいため、自宅退院を希望している。
しかし、医師や看護師は、心臓に持病を持つ妻の自宅での介護は大変ではないかと妻に伝えた。
その後、妻は、看取りの場について相談するために、医療相談室に来室した。
Aは、Bさんが病気で入院する前に、看取りの場についてBさんと妻で話し合ったことがあるという話を聞いていた。
正答4
解説
正解は肢4。
意思確認が困難なBさんの意向を代弁するアドボカシーの第一歩として、まず本人が以前どのような最期を望んでいたか妻に尋ね、本人の意思を探ることが最も適切。
サービス説明や緩和ケア病棟の説明は具体的支援段階でまだ早く、医師らへの意見の再伝達は代弁というより単なる取次ぎにとどまり、いずれも本人意思の確認より先に踏み込んでいる。