事例を読んで、M相談支援専門員(社会福祉士)がこの段階で行う支援として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
軽度の知的障害があるAさん(22歳)は、両親と実家で暮らしている。
特別支援学校高等部を卒業後、地元企業に就職したが職場に馴染{なじ}めず3か月で辞めてしまい、その後、自宅に引きこもっている。
最近、Aさんは学校時代の友人が就労継続支援B型を利用していると聞き、福祉的就労に関心を持ち始めた。
Aさんと両親は、市の相談窓口で紹介されたW基幹相談支援事業所に行き、今後についてM相談支援専門員に相談した。
正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は肢4・5。
就労への関心を持ち始めたばかりのAさんの支援では、まずAさん自身がどのような就労を望んでいるかを十分に聞き取ること(肢4)、あわせて日常生活の状況や就労への希望について同居する両親にも確認すること(肢5)により、本人と家族双方の状況・意向を丁寧に把握することが優先される。
友人との比較を避けるだけの助言(肢1)や、過去に馴染めなかった一般就労を性急に勧めること(肢2)、体験利用を意向確認前に急かすこと(肢3)は、いずれも時期尚早である。