事例を読んで、会議に向けたD社会福祉士の方針に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
独立型社会福祉士事務所のD社会福祉士は、一人暮らしのEさん(85歳、女性、要介護1、身寄りなし)の保佐人を務めている。
Eさんが熱中症の症状で入院することになった際、担当介護支援専門員からEさんの退院後の支援方針について会議を持ちたいと提案があった。
担当介護支援専門員は、Eさんは認知機能の低下もあり、単身生活に不安を表明する近隣住民もおり、今後の本人の安全も考えるとサービス付き高齢者向け住宅への転居を検討すべきではないかと話している。
また、長年見守りを続け、Eさんが信頼を寄せるF民生委員は、「本人の思いを尊重したい」と述べている。
正答4
解説
正解は肢4。
Eさんが安心して思いを表明できるよう、信頼を寄せるF民生委員に会議へ同席してもらうことは、本人の意思決定支援・本人参加の観点から適切である。
肢1は本人の意向を確認せず転居を一方的に促す点で不適切。
肢2は状況に見合わない過剰な対応である。
肢3は専門職のみで方針を決める点で本人参加を欠く。
肢5はかかりつけ医に判断を委ね、本人や関係者による意思決定支援の機会を放棄する点で不適切。