事例を読んで、N県児童相談所のG児童福祉司(社会福祉士)が考えるHちゃんの支援方針として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Hちゃん(1歳半)は、ネグレクトによりU乳児院に入所している。
Hちゃんの母Jさん(25歳)は現在新しいパートナーと二人で暮らしているが、U乳児院によると、HちゃんはJさんと面会しても全く反応がなかったという。
G児童福祉司は何度かJさんと面談し、今後の養育や家庭引取りに向け話合いをしてきた。
しかし、JさんはHちゃんを養育する意思はないとはっきり伝えてきた。
その後、Jさんは全く面会せず、現在は連絡もなかなかつかない状況である。
正答2
解説
正解は肢2。
母が養育の意思を明確に否定し連絡も取れない状況にあるHちゃんには、家庭と同様の養育環境を保障するため里親委託を検討することが適切である。
肢1は集団生活の一貫性を理由に施設を選ぶのは家庭養育優先の方針に反し、肢3は養育意思のない状況で措置を漫然と継続するのは適切でなく、肢4は母の明確な拒否がある中で家庭復帰を進めるのは児童の福祉に反し、肢5は障害の有無等の根拠がなく福祉型障害児入所施設への変更は妥当でない。