事例を読んで、Z配偶者暴力相談支援センターのH相談員(社会福祉士)によるこの時点での対応として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Jさん(35歳)は夫(45歳)と娘(7歳)の3人暮らしである。
日々の生活の中で、「誰のおかげで飯を食わせてもらっているのか。母親失格、人間としても駄目だ」等と毎日のように娘の前で罵倒され、娘もおびえており、Z配偶者暴力相談支援センターに相談に来た。
H相談員に、夫の言葉の暴力に苦しんでいることを相談し、「もう限界です」と話した。
Jさんは娘の成長にとってもよくないと思っている。
正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は肢2・5。
Jさんの希望があれば娘と共に一時保護を検討できると伝えることは緊急対応として適切。
父親による日常的な暴言は娘の面前での心理的虐待に当たり児童虐待の疑いがあるため児童相談所へ通告することも適切である。
家裁への保護命令申立てはこの時点でまず優先すべき対応ではない。
「身体的暴力がないから様子を見る」というのは精神的DVを軽視するもので不適切。
この時点でただちに警察通報することが最優先とまでは言えず、正答は一時保護の検討と児相通告である。