事例を読んで、次の記述のうち、A生活支援員(社会福祉士)が行う支援として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
宿泊型自立訓練施設で出会ったBさん(26歳、女性)とCさん(28歳、男性)は、ともに軽度の知的障害がある。
2年間の交際をしており、親元を離れて生活したいと思い、3か月前からアパートで一緒に暮らし始めた。
二人は結婚を考えているが、Bさんは「親には勝手にすればと言われた。生活費や家事の分担が心配だし、子どもが生まれたら子育てできるのか不安」、Cさんは「親の理解が得られない」と話している。
Bさんの親は無関心であり、Cさんの親は結婚することには慎重であることから、親の狭間で二人に迷いが出てきたため、以前からかかわりのあるAに相談に来た。
正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は肢1・2。
親子双方の意見を尊重しながら十分に話し合う場を設けること、また本人たちが将来設計を主体的に考えられるよう生活能力や経済状況をアセスメントし選択肢を整理して示すことは、自己決定を支える適切な支援である。
出産・子育ての相談を時期尚早として先送りにすることは本人たちの不安に向き合わない対応(肢3)。
この段階で他の選択肢を考えさせる方向づけ(肢5)や一方的なサービス調整の提示(肢4)は自己決定支援を後回しにする対応となる。