事例を読んで、多文化共生ソーシャルワークの実践を進めるためにAコミュニティソーシャルワーカー(社会福祉士)が日本における外国人を取り巻く制度や動向について調べたことのうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
B国出身のCさん(23歳、男性)は、農業関係の第1号技能実習生として半年前から日本で働いている。
ある時、D市社会福祉協議会のフードパントリーにCさんが食べ物をもらいたいと来所し、Aが話を聴いたところ、今までの時間外労働の賃金が支払われておらず、困っているということだった。
Aは、Cさんの了解を得て労働局の総合労働相談窓口に同行して支援を行うとともに、多文化共生に向けたソーシャルワーク実践として、地域住民が技能実習生を取り巻く制度や動向について知ることができる勉強会を開催することとし、調査した。
正答5
解説
正解は肢5。
技能実習制度は2024年の関連法改正により、人材育成と人材確保を目的とする新たな「育成就労制度」へ移行することとされている。
実習実施者への監督指導で最も多い違反事項は使用する機械等の安全基準に関するもので、賃金の支払ではない(肢1)。
技能実習生にも労働基準法は適用される(肢2)。
技能実習生の国籍別構成で最も多いのはベトナムである(肢3)。
特定技能の在留資格者は一定の要件のもとで転籍が認められている(肢4)。