正答5
解説
正解は5です。
ボーダーラインパーソナリティ症(境界性パーソナリティ障害)は、対人関係・感情・自己像が不安定で、衝動性が強いことを特徴とします。
リスク管理の観点から、最初に集めるべき情報を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× ADLの多くは自立していることが多く、リスク管理のために優先して集める情報ではありません。
2:× 作業遂行の情報はプログラム作成に役立ちますが、安全に直結する情報ではありません。
3:× 対人関係の不安定さは本症の特徴で重要な情報ですが、リスク管理で最優先となるのは危険な行動の情報です。
4:× 主訴の背景は治療方針を考えるうえで重要ですが、安全の確保に直結する情報ではありません。
5:○ 行動化とは、自傷行為・過量服薬・自殺企図・暴力など、感情を行動で表すことです。
過去の行動化の内容や起こった状況を把握すると、危険な行動を予測し、予防策を立てられます。
【ポイント】
境界性パーソナリティ症では、見捨てられ不安や感情の不安定さから行動化が起こりやすくなります。
作業療法では、枠組み(時間・場所・ルール)を明確にし、スタッフ間で対応を統一することが重要です。