正答2
解説
正解は2です。
ビタミンの欠乏症を問う問題です。
それぞれのビタミンの欠乏で起こる代表的な病気を対応させて判断します。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンAの欠乏では、夜盲症や角膜乾燥症が起こります。
中枢神経障害の原因ではありません。
2:○ ビタミンB1(チアミン)が欠乏すると、Wernicke脳症(意識障害・眼球運動障害・運動失調)やKorsakoff症候群(健忘・作話)などの中枢神経障害が起こります。
末梢神経障害や心不全をきたす脚気も起こります。
3:× ビタミンCの欠乏では、コラーゲンの合成が障害され、歯肉出血などの壊血病が起こります。
4:× ビタミンDの欠乏では、骨の石灰化が障害され、小児ではくる病、成人では骨軟化症が起こります。
5:× ビタミンKの欠乏では、血液凝固因子が作られにくくなり、出血傾向が起こります。
【ポイント】
ビタミンB1欠乏は、アルコール多飲や偏った食事、ビタミンを補わない高カロリー輸液で起こりやすくなります。
Wernicke脳症の3徴は、意識障害・眼球運動障害・運動失調です。