正答4
解説
正解は4です。
肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)は、明らかな原因がなく、肩の痛みと関節の動きの制限が起こる病気です。
炎症が強い時期、関節が硬くなる時期、回復の時期を経て、自然に改善していく経過をとります。
【選択肢別解説】
1:× 肩関節周囲炎は、40〜60歳代に多くみられます。
若年者に多い病気ではありません。
2:× 多くは1〜2年ほどで自然に改善し、予後は良好です。
予後不良ではありません。
3:× 肩関節周囲炎は、関節包などの炎症と線維化によるもので、細菌などの感染によるものではありません。
感染性疾患ではありません。
4:○ 肩関節の外旋や外転が制限されるため、髪を結ったりとかしたりする結髪動作が困難になります。
内旋が制限されると、手を背中に回す結帯動作も困難になります。
5:× 治療は、痛みへの対応と運動療法などの保存療法が優先されます。
手術は、保存療法で改善しない場合に検討します。
【ポイント】
肩関節周囲炎は、急性期は安静と疼痛の管理、拘縮期以降は関節可動域訓練を中心に進めます。
結髪・結帯動作の困難は、ADLで問題になる代表的な動作です。